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ジャンルを徹底排除した情報オンラインブログ:16-10-03

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26-09

「背中を洗ってくれないか」
と、父親に言われた。
このパパというのは、実は嫁の父親である。

おいらは一瞬戸惑ったが、
「え?!あっ!はいっ」
と言いながらタオルを構え、パパの背中にあてがった。

初めてお父さんの背中というものに触れた。
なんか丸っこくて大きくて、何だかゴツゴツしている。

上手に洗ってあげようと思えば思うほどうまくいかない。
タオルがねじれてしまう…

今度は父がオレの背中を洗ってくれるらしい。
ボクは静かに父親に背を向ける。

父は、なんていうか、力加減を知らない。
すごく力強くて、体についている必要なものまで
洗い流されてしまいそうな感じ。

思わずあたしは、身をよじってしまった。
「すまん」父は申し訳なさそうに、
「ムスコの背中を洗うのは難しいな」と言った…

ぼくは物心のついたころから、
女手ひとつで育てられてきた。

我が家にお父さんがいないことを悲しがらなかったのは、
お母さんの育てかたが上手だったからだと思う。
溢れんばかりの愛を注いでくれたので、
おいらはとても幸せだった。

とは言え
父のことを思わなかった訳ではない。

ただ、そのときあたくしがイメージするものは
どれも好感の持てないものばかりだった。

無口!ガンコ!厳しい!
正直、「お父さんは怖い」という印象しかなかった。

そんなミーに父ができたのは、
あたくしが結婚をしたからだ。

奥さんのパパは、わたしにとって不思議な存在だった。
格好なんてつけない。不器用だけどまっすぐ。褒められると照れ隠しする。
大きなお世話なことばかりする…

おれは、パパというものに対する印象が
まるっきり変わった。

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